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裏切りの帝国 後書


長らくのお付き合い、本当にありがとうございました。
裏切りの帝国、これにて完結ということになります。
こちらの執筆にとりかかり始めたのは2004年の夏ごろだったと思います。
裏切りという呪いに苛まれる皇帝と魔女を書きたかったというのが始まりですが、納得がいかず、幾度も書き直し、確か3稿目ぐらいのものをサイトに上げました。
今上がっている序幕は一度手直しをいれているので、4稿目ぐらいでしょうか。
もう大方5年も付き合っているお話ですが、書ききることができたのは、本当に応援してくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。

まず、完結に際して注意をいくつか。

・民主主義が悪いように取られておりますが、私は反対論者ではないですし、良い部分もたくさんあります。ただ、この世界では禁忌とされているとだけ認識していただければと思います。

・水煙草ですが、こちらは現実世界にある水煙草の構造を多少参考にさせてはいただいていますが、別物となっております。麻薬中毒的な水煙草が現実に存在するかどうかはわかりません。ただ中東で主に普及する水煙草は、普通に団欒の場で吸われているものです。混同なきよう、ご注意願います。

・ティアレの呼び方ですが、水の帝国の因習のため、他国では皇后陛下、国内では妃殿下で通してあります。出産し、子供が生まれると、国内での呼び方も皇后陛下です。

・途中、パソコンがクラッシュし、リカバリをかけた際に、漢字変換のいくつかが途中で切り替わってしまっていました。御殿医→御典医などがそうです。こちらは数があまりにも多いため、完結後に徐々に修正していきたいと思います。

・?マークの後の空白も、ずいぶん長いこと入れ忘れていました。こちらも順次修正していきたいと思います。

以上が注意点です。よろしくお願いいたします。

これほどまでに長い物語を書ききることができたのは、本当に応援してくださった皆様のおかげだと思います。見知らぬ誰かに読んでいただけて、大好きだといっていただけて、どれだけ救われたか。
重ね重ね、お礼を申し上げます。

(2009年10月13日 千花鶏 拝)



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